「スーパーで買った肉を食べるのは平気なんだろ」
冷たくカオルが言い放った。
「ほう、カオルはスーパーで肉を買うのか。もしかして自炊しているのか?」
「14才男子の口からはなかなか出ェへん台詞やで、今のは」
「きっと料理も上手いんでしょうね」
「じゃあ食事当番はカオルにお願いね」
その後。
「トビハネのドリアンもどき添え」
「わかった」
「マンイータープランツ100%ジュース」
「ちょっと待て」
「オオトカゲのあぶり焼き」
「今作っていると言ってるだろう!」
『惑星サヴァイヴ カオル亭』は食材の捕獲から仕込みまで一人で行うこだわりシェフの店として大人気を博したという。
「カオルは何でも作れるんだな」(by メノリ)