中学・高校生向け学校放送番組「メディアを学ぼう」の第2回「〜アニメーションの制作〜」は「無人惑星サヴァイヴ」が題材。（8/17 11：00〜11：20 NHK教育テレビ）
遅い夏休みにつきリアルタイムで見られることが判っていたので、録画するまでもないか……と思っていたのですが、いやいやこれがテープ回しといて良かったですよ。
江口寿史によるキャラ原案の絵が映ったのですが、何故か一番最初に出たのがカオルで。うわ、笑ってる。なんつーかスカした顔ですよ。初期のカオルって性格はスカしてても表情はだいたいにおいて無表情でしたけど、原案では表情からしてちょっと嫌味顔というか、お高貴バージョンのハワードが50％程度注入されてるって感じです。
そしてベルが男前だー。いかに開拓民育ちといってもあれは16才の顔じゃないですね。自分に自信が持てるようになった将来のベルって雰囲気です。むしろ、若かりし頃のベル父？みたいな。
ルナももーちょっと女のコっぽい感じです。髪は外ハネでハイソックス。
全体的にみんな中学生というより高校生くらいの感じですね。江口絵が出たのは、あとはチャコぐらいかな？ すごく眠そうというか不機嫌そう。全員分が見たかったです。メノりんとか。
その他の設定・美術等も含めて、書籍で設定集出してくれませんかね、NHK様。漫画・小説によらず、気に入ったものは何度も見返してねぶねぶしたい性質なんで（キモい）、映像系はスイッチ切っちゃうとあまり記憶にはっきり像が残らない頭の持ち主としては、ちょっと淋しいです。コミック版つーものもありますけど、あれはあれでおもしろいですが、やっぱり別モノだし。
作品制作にあたっては、とにかく間の取り方などについて細かい打ち合わせとチェックがされているのが印象的でした。こうして25分が丁寧につくられてるんだなー、というのが判って良かったですわ。動画以降のPCを使っての作業には、アニメ制作についての古いイメージしか持っていなかった私にとっては、もうほえええ〜というしかなく。
でもテレコムでの作画作業はもう終わっているようだし、着実に終わりが近づいているのが判ってちょっと淋しいですね。
未放送部分の映像なんぞもちらちら出てきて、あれがどういう風に組合わさっていくのか、とても気になりました。NHKのチラリズムに翻弄されてます。まあ、そのうちの一部は明日にでも判る訳ですが、気になるものは気になるんじゃー。>>ネタバレ映像についての妄想トーク